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後悔先に立たずは日中情勢
 ※ ここのところヒストリーチャンネルで「海軍」関連の特集をやってまして、ドキュメンタリー(米国製)や関連する日本映画を見るのに寝不足気味です。母が就寝してからが筆者の時間ですからね。(笑)

 それでも消化するのに厳しいものですから、映画は・・・戦争映画なんですけど、母と一緒にさりげなく見ていたのです。懐かしい役者が出ると喜んでくれますので・・。

 ところが。昨日ちょっとショックなことが・・。(考えすぎかも知れないけれど)

 あの大敗戦を経験した世代の人がこの手の映画を見るのと、戦後生まれの筆者が見るのとでは、感じるところの質が違う。こんな当たり前のことに今ごろ気づくなんて・・。

 筆者にしてみれば一つの資料(史料)です。映画制作の時点で、大東亜戦争の時代がどのように受け止められていたのかの確認の意味もありますが、歴史を覗き見るような感覚。しかし母にしてみれば実体験とも重なり、胸に去来する感情の起伏には、筆者では計り知れないものがあるのです。

 昨日見ていた映画は、村山新治監督作品の『海軍』(昭和38年東映)。主人公(北大路欣也)は真珠湾作戦・特殊潜航艇の搭乗員。うろ覚えですが、時代は大正12年から始まり、実写フィルムを交えて、関東大震災・世界恐慌・満洲事変・支那事変・真珠湾攻撃まで。2・26事件、5・15事件、通州事件、上海事件、にも触れています。

 作品の歴史描写には、驚くほど違和感がありませんでした。終盤は真珠湾攻撃による日米開戦の大本営放送に沸き立つ日本国民、当時の新聞記事、提灯行列、そして主人公の特攻攻撃による散華を思わせる海面の長映しで終わるのですが、淡々とした描写でした。よくある所謂「反戦映画」とは違います。

 終盤手前に、主人公が好意を寄せる娘から求婚される場面があるのですが、「自分はいつ死ぬか分からぬ身」だからと、「美しいまま」身を引くという場面がありました。主人公は、「この時代の先頭に立つ身」として、「お国のため」に人生を捧げます。その表情はすがすがしく毅然としていました。

 筆者と母は、珍しく違和感のないこの作品を、場面場面で会話をはさみながら機嫌好く見ていたのですが・・。

 
 どの場面でだったのか、昨日のことなのに思い出せないのですが・・あまりにショックで。珍しく母が国を責めたのです。吐き捨てるように。

 「なーんで日本は小さい国のくせに、あんな大きな国に戦争仕掛けたんだろう!」 

 日本が戦争を仕掛けたって・・。


 しばらく筆者は言葉を失ってしまって、画面をぼんやり見続けていました。日本が戦争に突き進んでいった経緯を、筆者はこれまでに幾度となく説明していたのです。それこそ大航海時代からの世界情勢から始まり、確認されている史実の数々を。

 なのに、日本が戦争を「仕掛けた」だなんて・・。筆者はしばらくして気を取り直して、

 「お母さん、日本が仕掛けたんじゃないよ。じっとしてたら今ごろ日本という国は無くなってたよ。あの時代に生きた日本人たちが苦悩して、傷だらけになって命を投げ出して、力の限りを尽くして立ち向かってくれたお陰で今がある。私は尊敬してるし感謝してるよ」

 戦争を回避する方法があったのではないかとの議論は大事だけれど今だからできることで。宿命だったのだと思います。どこぞの愚連隊じゃあるまいし、日本一国の我が儘で好き好んで戦争をしたのではない。逆に日本は何とか回避しようと努力もし譲歩に譲歩を重ねていたのですから。

 母の胸に去来したものを想像しながら、しばらく戦争映画を見せるのはよそうか・・・と。うーん。


 ところで。

 今の日本人は歴史を知らないし教育もされない。それどころか、嘘を教えられている。マスメディアから流される情報は偏向を極め、戦争を回避する方法は憲法9条さえ守っていれば安心だと呆ける。政治家の劣化は甚だしく見るに耐えずで責任感も国家観もない。そしてその通りの国に成り下がっている。

 一昨日、中国人観光客による靖国参拝者への暴行事件がありましたね。日本の聖地である靖国神社に参拝に来た日本国民に暴行を加え国旗を奪い破り折ったという事件。その中国人は靖国神社に何の目的でやって来たのでしょうか。場所は靖国神社なのです。偶然の犯行であったとは考えられません。

 観光目的で、大金を使って、他国へ旅行し、その国の戦没者を祀る聖地で、慰霊参拝に来た国民に暴行を加え、その国の国旗を破り折る、という行為をする人間とは、いったいどういう人物なんでしょうか。

 これは観光客を装ったテロリストではないですか?

 このような国家を冒涜する重大事件をテレビ報道しない国は異常です。そのテロリスト集団を拘束し、中国へ厳重抗議しない政府は異常です。中国人へのビザ発給停止をほのめかすぐらいのことはしていただきたい。これをただのありふれた刑事事件の一つとして処理する国は異常です。

 昨年来日した李登輝前総統が離日する際に、ペットボトルを投げつけ暴れた中国人の事件がありました。事件はどちらも軽度のものですが、日本と日本人の反応を窺う目的であったのではないかと考えられます。何故なら相手国が、国策として反日教育をし続けている独裁国家だからです。

 今朝のNHKで、リニューアルした中国の「南京大屠殺記念館」についてのニュースが流れました。日本政府が、日本人が不快に感じない展示にするよう要求したとか。何をトンチンカンなことを言ってるのか。一応日本政府は抗議しましたよ、という保守派へのポーズにしか見えません。事件そのものを否定するのが当然ではないですか。当の中国は喜んでますよ。

 現在の日中情勢は満州事変の頃に酷似しているように思います。ただし、日本は無防備な憲法に縛られている状態です。中国に駐在する日本国民を守る手段はありません。本国でさえ中国人による刑事事件が多発しているというのに、危機感が無さ過ぎる。

 また、ついに人から人への感染を南京で確認されましたが、死亡率の極めて高い「鳥インフルエンザ」が直行便で日本と繋がっていることにも危機感がない。輸入を止めることもしない、旅客機も止めない。出入国の制限もしない。テレビは北京オリンピックをますます宣伝している。とにかく日本の異常度が末期的!

 寝不足でめまいがしてきました。(笑)

 自分でも何を書いているのか分からなくなってきたのでこの辺で失礼します。更新頻度が落ちており、あとで後悔するかも知れないのですが更新してしまえ!(・・・)

 
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テーマ:歴史 - ジャンル:学問・文化・芸術

【2008/01/17 15:31】 | 【筆者雑記】 | トラックバック(0) | コメント(2)
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コメント
国民に対して
洗脳が深く浸透しているのですね。
そうとしか思えません。

マスコミ(テレビ、新聞など)は完全に敵方に押さえられてしまいましたね。

自分から身銭切って学ぼうとしなければ真実など見えてこない。ただで垂れ流される情報は嘘、捏造ばかり、肝心の大事なことはふれられもしない。

娑婆妥場さんと同じような焦燥感を覚えるのも同じような情報源を共有しているからこそです。

目を覚ましてほしいといろいろ話をしてみるのですがどう感じてもらっているのか。
普通の人との考え方のあまりの乖離に唖然とすることもあります。
悩みは深いですねえ。
【2008/01/18 20:46】 URL | さくらこ #-[ 編集]
さくらこ様

日本人気質というものがありますが。歴史を学ぶうちに、これ、特殊な気質であることが解ってきましたね。他国はこれを意図的に利用します。日本人は情にほだされやすい。諍いごとを避けようと辛抱、譲歩します。他人から受けた悪意も時がたてば水に流します。礼には礼をもって尽くします。約束を守ります。正直者です。相手の身になって考えようとします。
これらの日本人気質を他国人や思想的にアレな方々は利用するのですね。そう考えるようになった自分を「卑しい」と責めながらも、もう利用されるわけにはいかないと思う今日このごろです。物事には「限度」というものがあるんです。さくらこさん、これからもどうぞ宜しく、くじけずに参りましょう。
【2008/01/20 05:46】 URL | 娑婆妥場 #3.a9MHK6[ 編集]
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しゃばだば近代国史帖


日本の近現代史の中から、主に感動エピソードを拾い集めてみたい。ゆっくりゆっくりですが。個人的には備忘録(メモ)のつもりです。

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娑婆妥場

Author:娑婆妥場
この道を、どんな日本人が歩いていたんだろうと、ついつい想いを巡らせてしまう今日この頃です。
いろんな感動エピソードに出会ったけれど、記憶力が悪く片っ端から薄れてしまうので、思い切ってブログに挑戦することにしましたとさ。

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