スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告
あの日の友人たちへ
 ※ このブログを始めてまだまだ日は浅いのですが、いつも脳裏にかつて今は遠い学生の頃に「いつか自分達がこの国を背負って立つ時代が来るのだ」と、熱く語り合った友人たちが居ます。

 「人としてどうあるべきか、どう生きるべきか、学生である身分の今こそ根っこを太くせねばならぬ。卒業した後はそれぞれの分野でしっかり地を固め、その日に備えよう」

 そう誓い意気揚々と社会へ羽ばたいたものの、その後およそ15年を経て時代の濁流に呑まれ、自分の価値観を否定され続けるうちに道を見失ってしまっていた。

 それからというものは、何か重力を失ったような虚無感の中で瑣末なことに振り回され、どこへぶつけていいかも分からぬ怒りと諦めの中にいたように思います。その間10年以上もの間、筆者は時間と我を失っていたのです。

 そこに風穴を開けてくれたのがインターネットの世界でした。そこはまさしくパンドラの箱、情報の海。善悪入り混じるその荒涼たる眺めが無限の広がりを見せていました。

 それからというもの、ある時は怖々、ある時は驚きと喜びの中で、夢中になって活字を読み漁り続けていました。

(もしやこの中に自分の求める何かがあるかもしれない。まだ間に合うかもしれない)

 この世界には、そう感ぜずにはいられない眩しさがありました。そうこうしているうちに、或ることに気付いたのです。その発端は中国や韓国の反日暴動でした。

 聞けば「歴史認識を正せよ」と言っている。「靖国神社を参拝するな」と言っている。いつの頃だったか、確か村山政権の頃には首相談話として、そこまで卑下するのかというほどの謝罪をしたではないか。

 もっと不思議だったことは、靖国参拝への他国からの干渉だった。聞けばA級戦犯がどうのと言っている。しかし根本的に不思議だったことは、そのしつこさだった。

 日本が過去にたとえ侵略をしたからといって、60年も経って世代も交代しているというのに、そこまでしつこく暴動まで起こして罵倒する。これはいったい何なのだ。

 そもそもあの戦争の原因は何だったのか。何故に戦争をすることになったのか。筆者の知っている、覚えている子供の頃の日本人の素朴さを考えると、とても同じ国のやったこととは思えない。

 何だかんだ言っても、筆者は昭和の時代が大好きだった。しかし、よく思い出してみると、あの戦争前後の時代の記憶がぼやけていた。ほとんど空白と言っていいほどに印象が暗い闇の中だったのです。

 時代を伝えるべき世代の自分が、伝えるべき知識を持たない。これには言葉を失う恥ずかしさを覚えました。そうして本格的な歴史の検証を始めたのです。

 まず、たとえ目を覆いたくなるような事実に直面してもやり抜こう、何故あの戦争を始めたのかを納得できるまで調べ尽くそう、と覚悟を決めました。そして約1ヶ月を過ぎた頃に衝撃の一文にたどり着いたのです。

 それは、筆者が覚悟したこととは真逆の事実でした。

 焦るあまり単発の検証を繰り返すうちに、「ペリー来航」の時代まで遡っていました。明治維新、せめてそこから始めなければならないことに気付き、順を追ってやっと大東亜戦争にたどり着いた時に飛び込んできた一文。それは、パール判事の「日本無罪論」だったのです。

 そして、あの最悪の作戦と呼ばれた「インパール作戦」の、インド側から見た真実に触れ、筆者は流れる涙が止まらなかった。一人PCの前で声を上げて泣きました。

 そして同時に、《あの時代の教育を受けていなかった》という事実を思い出したのです。

 「よーしここまで。後は重要ではないので各自ざっと読んでおきなさい」

 期末テストが始まる直前に「重要ではない」「ざっと読んでおきなさい」と言われて、誰が読む気になったでしょうか。

 あの時代の記憶が暗い闇の中にあったのは、教科書を読まなかったからではない。重要ではないと言われながらも、印象操作だけは施され、教育の現場だけではなく、マスコミの報ずる歪んだシャワーを浴び続ける中で、読めば暗い気持になるに違いなく、またその教科書に欲しい真実は無かったのだから。
  
 
 以前にも述べたことがありましたが、こうした事実に直面した筆者は、事あるごとにその事実を伝えたいと意気込んでいました。しかし、なかなか上手くいかないのです。それはそうです、自らの意志で知り得た情報ではなく、他人から持たらされ降って湧いたような情報では、俄かに信じがたいのも分かります。

 順を追って説明しようにも時間は少なく、単語の一つ一つの印象にもかなりの隔たりがあり、凝り固まった思考にその都度つまづき反発され話にならなくなるのです。

 最初の試みはこうして痛い失敗に終わってしまいました。以来、筆者は歴史を云々することに二の足を踏むようになりました。

 今では、巷の歪んだ風潮について静かに異議を唱え、そこに繋げて昔の日本のたたずまいを思い出させるよう仕向けています。

 そして、今の日本に失われたもの、忘れ去られようとしているものの中にこそ、大切な真理原理があるのだと年配者を勇気づけるようにしています。その価値観を、肌で記憶している年配者こそ自信を取り戻し、中年となった子供には難しくとも、孫たちに対峙できるよう願うからです。

 このブログの存在は誰にも知らせておりません。ほんの数人だけ、筆者を心から信頼してくれる母と、その友人、そしてネットで知り合った数人のブロガーだけです。

 いつかあの日の友人たちが、筆者とは知らずにここへ訪れてくれることを願いながら、今日は筆を置きたいと思います。



□ A beautiful India song : A memory of Japanese army


『日本兵士を讃える歌』(古田中勝彦氏訳)

1.父祖の時代より 今日の日まで
  美しきマパオの村よ
  言い知れぬ喜びと平和(やすらぎ)
  永遠(とわ)に忘れまじ

※ 美しきマパオの丘に
  日本兵来たり 戦えり
  インパールの街目指して
  願い果たせず 空しく去れり

  ※ (繰り返し合唱)

2.日本兵 マパオの丘に来たる
  それは4日の火曜日
  1944年のことなり
  我は忘れじ 4月のあの日

3.罪無き民も 散り散りに
  西に東に追いやられ
  再び神の恵み受け
  集まり住まん この地マパオに

4.広島の悲報 勇者の胸をつらぬき
  涙して去れる 日本の兵士よ
  なべて無事なる帰国を
  われ祈りてやまず

 


スポンサーサイト

テーマ:雑記 - ジャンル:学問・文化・芸術

【2007/09/28 17:30】 | 【筆者雑記】 | トラックバック(0) | コメント(3)
<<母さんのこと | ホーム | 『千の風になって』とどこか似ている福田政権>>
コメント
打たれました。
真実の心情の吐露は人の心をうつものだと、改めて感じさせて頂きました。
私は、人間が他の人間を変えることはできないと考えていますが、自分が変わった分だけは相手を変えることができると思っています。
ですから、たまに変なコメントがあっても、削除はしませんが、やり込めようとも思いません。
自ずから分かるまでは変らないだろうと思うからです。
まずは日本人としての心を失っていない人から順に、真実の歴史を訴えていきたいですね。
【2007/09/29 10:07】 URL | 小楠 #00DmkO4s[ 編集]
小楠さんと同じく、私も心を打たれました。
失われた真実の歴史を伝えることは、何より大事ですよね。拙ブログでも微力ながらそれを伝えていこうと思います。
【2007/09/29 23:34】 URL | spiral #l7AT0Hcg[ 編集]
小楠様 spiral様

恥ずかしながら吐き出してしまいました。
安倍政権の頃は、これで一歩ずつ確実に前進できるのだという安心感がありましたので、こうした想いは胸の奥に静かに沈んでいられたのですが、思わぬ反転に土台を吹き飛ばされた不安から、感情を押さえきれぬようになっていました。

長く自失していた不甲斐なさ、自身の力の拙さが口惜しく、あの日を想い出してしまい、友人たちを念頭に、いつか届けこの想い・・。
【2007/09/30 11:28】 URL | 娑婆妥場(管理人) #3.a9MHK6[ 編集]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://shabadaba.blog85.fc2.com/tb.php/67-8cc12534
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
しゃばだば近代国史帖


日本の近現代史の中から、主に感動エピソードを拾い集めてみたい。ゆっくりゆっくりですが。個人的には備忘録(メモ)のつもりです。

プロフィール

娑婆妥場

Author:娑婆妥場
この道を、どんな日本人が歩いていたんだろうと、ついつい想いを巡らせてしまう今日この頃です。
いろんな感動エピソードに出会ったけれど、記憶力が悪く片っ端から薄れてしまうので、思い切ってブログに挑戦することにしましたとさ。

最近の記事

カテゴリー

全ての記事を表示する

全ての記事を表示する

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

ようこそお茶でもどうぞ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

リンク

このブログをリンクに追加する

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。