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軽はずみで無責任な世論
 ※ なかなか更新ができませんでした。このところ気になってしょうがないのです。この政治の閉塞感が。ゆっくり歴史の検証を続けたくとも気がかりで気がかりで、集中できません。

 新・安倍内閣が発足して1週間、早くも大臣の交代、政務官の交代、議員辞職、しかもまだまだ追求が止まりそうにありません。「政治とカネ」という問題がけして小さなこととは申しませんが、重箱の隅を突付くようなこの閉塞状態、混乱は何なのでしょう。国民はどこに目を向けているのでしょう。国家の再出発の出ばなをくじこうとするのは何のためなのでしょう。

 歴史を学んでいるとその時代の政治もよく見えてきます。その時代の問題(国難)をその時代の指導者たちがどう捉えどう対処しどうなったか。そこから見えてくる反省や知恵は、果たして今の時代に活かされているのだろうか。

 国の舵取りをする代議士は国民の投票で決まります。地方自治体の舵取りをする地方議員や首長を決めるのは、その地方に住民票をおく国民です。国民はそれぞれの役割を見極めて投票する権利と義務があります。それは個人としての権利の前に公の義務があるということです。



 たしか一昨年、30年ぶりに学生時代の友人と会った時のこと。昔話に花が咲き、不便で貧しかったけれど愉快で夢のある時代であったと懐かしみ、今はどうだということになった。今はついつい仕事に追い立てられ、食うには困らないが気がつけば世知辛い世の中になったもんだとため息をついた。

 そこで仕事は何をやっているのかと訊くとデザイナーをやっているという。詳しく訊くと現在「男女共同参画」の仕事をやっていると。あれはちょっと問題があるのでは?と言うと、「あれはこれまでのやり方がヘタだったんだよ」と筆者の言わんとすることからどうも反応がずれている。困った。

 そこで、「男女共同参画」に見え隠れする問題を指摘してみた。とどのつまりは家族崩壊につながるのではないかと。

 我々の子供時代にはすでに、結婚の形態が徐々に多様化し大家族から核家族へと移行が始まっていた。女性の権利が叫ばれ夫婦共稼ぎが増え、子供の数も減っていった。大人になる頃には、それ以前に結婚への執着に疑問符がつくようになっていた。お見合い結婚は敬遠され恋愛結婚が当然とされ、結婚前の同棲や子供を生む順序が逆転しても何ら問題視しなくなっていった。その結果、現在はというと離婚が増え、未婚が増え、母子家庭が増えている。

 「男女共同参画」と言えば聞こえは良いが、これはほとんど女性の権利を際限なく与えるもので、要は男性の権利を体よく奪い、果ては男女の間にクサビを打ち込むものではないのか。家族の最小単位をも破壊する危険性をはらんでいるのではないか。これと「少子化問題」とを並べて論ずるのもおかしなことなのだ。

 そんなこんなを話そうとするが一々つまづき話が進まない。「権利」と対になる「義務」につまづき「国家」という観念に猛反発された。ここまでくると完全に戦後教育の虜となっているのが見て取れた。そこで戦後教育の歪みを指摘するに至り戦前に話題が及ぶと途端に、とうとう友人の思考は止まってしまった。

 友人は「国家は嫌いだ、信用しない」と言うのです。「国家のために生きているのではないし生きない」と断言するのです。挙句の果てに筆者の頭がどうかしてしまったと心配される始末。

 そこで時間切れとなり、とりあえず自分たちが習った歴史がものの見事に覆される事実が多数出てきているから折を見て調べ直すよう伝え別れた。あれからぱったり連絡もない。



 この友人の例はあまりに極端に見えますが珍しい例ではないと思います。歴史を顧みる必要性を考えないばかりか国民意識さえ欠乏している。そんな国家と敵対した頭で参政権を行使できるのだ。

 この例とまでいかなくとも公への価値観が少なからず崩壊したこの時代、個人の欲求あるままにテレビのチャンネルを選ぶような軽はずみの判断では、国家は衰退するばかりなのです。歴史を鑑み、個人ではなく公の義務として国民意識のもとに参政する国民の割合はどれほどあるのでしょうか。

 そんな軽はずみな国民に選ばれた代議士たちが少なからず、政治家としてこの国の名誉と存亡の舵を握っているのです。空恐ろしいことです。国民の財産と生命と名誉を守るべき議員の中には、そんなことを露ほども考えず平然とウソをつき国民を裏切る行為に及ぶ者がワンサカいる。それを軽はずみな国民が責任感なく堂々と選んでいるのです。

 そんな中で、戦後初めて歴史を鑑み伝統文化の継承の大事と正義を旨とする総理が誕生したのです。畏れる心を持ち使命感にあふれた総理が誕生したのです。戦後体制を見直し歴史に学び時代に即した改革をしよう、という総理が初めて誕生したのです。

 その政権が誕生するやいなや、大々的なネガティブキャンペーンが始まりましたね。その政策や手法の一部に問題が全く無かったとは申しませんが、1年足らずで概ね今までのどの政権も成し得なかった偉業を次々とやってのけました。しかしそれを良しとしない勢力が手段を選ばぬ印象操作で総理を叩き続け小突き回し、それに乗せられた軽はずみで無責任な世論が今、とどめを刺そうとしています。



 国家転覆のために明け暮れる社会主義の皆様、私利私欲に面の皮も厚い皆様、あなた方の策謀の手腕は見事なものです。日本の民主主義はあなた方の自由自在です。縦横無尽なあなた方の働きで、自主憲法も持てず、北の拉致被害者も取り戻せず、チャイナ・コリアに謝罪と賠償を未来永劫続けさせてもらい、領土は徐々に縮小し、米国に追随するも小突かれバカにされ、国民の血税は吸い取られっぱなしのダダ漏れで、お陰様で筆者の愛する祖国は亡国街道まっしぐらです。



  生活が第一という甘言に騙され、どこへ我々を連れて行こうというのでしょう。世が世なら内戦が起っても不思議でないこの状況に、本を読むにも集中できない今日この頃です。


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テーマ:雑記 - ジャンル:学問・文化・芸術

【2007/09/06 21:28】 | 【筆者雑記】 | トラックバック(0) | コメント(4)
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コメント
こんにちは。書かれていること全てに頷きながら読んでいました。
男女共同参画について、私も同じような経験があります。その知人は国家に反発を感じるどころかサヨク嫌いなのに、奥さんが幼い子供を置いて遊びに行ってしまったりすることには寛容なのです。その理由も「普段は仕事をきちんとしているから。」仕事、遊び、子供の順なのかと唖然としました。
自民党でも、男女共同参画が家族の崩壊を招くと考えているの女性は山谷えり子さんとか西川京子さんなど少数派では?産経新聞でさえ、男女共同参画の危険性はあまり書きません。議員や新聞記者でばりばり働いている女性は、どちらかというと仕事優先の人たちが多いからではないかと思っています。

選挙は「個人の欲求」どころか、面白ければいいという人も増えている気がします。何とかパパのスキャンダルを一番喜んでいるのは、実は何とかパパに投票した本人たちなのではないでしょうか?

「国」というと、自分たちとは関係ない、もしくは敵対するものという考えがはびこっていると、本当に国は滅びてしまいますね。
【2007/09/07 09:17】 URL | milesta #S4B2tY/g[ 編集]
全く同感です。よくぞ言ってくださいました。
ここまで私と同じ感性でもって私よりずっとわかりやすく意見を言ってくださる娑婆妥場さん すごいなあと思いながらも今のこの世の中 怖いですねえ。
きっと同じように今の世の中に憤慨している多くの国民がいると思うのですが、なぜ大きな声にならないのでしょう。うちの母など「硫黄島からの手紙」の映画を見てきて非常によかった、靖国に感謝の気持ちを込めて参拝するのは当たり前。行かない者は日本人じゃないと涙をためて怒っていました。
大きな声にならずとも同じ思いの人はいるでしょうに。
また家庭の問題、男女のことなどモラルが崩壊して立ち直れるのかなと思ってしまいます。
あまりにも敵の手法が見事なのか、国民があまりにぼんくらなのか。口惜しい限りです。
【2007/09/07 20:14】 URL | さくらこ #-[ 編集]
milesta様

女性によけいな権利を与え続けた結果、男性には妙な義務が増えてしまいましたね。物分りの良い男性を演じるうちに父性を示せなくなってしまい、同じく女性からは母性が失われてしまいました。子供が迷うのは親の責任ですね。

その上今や教師が子供に権利という悪知恵を吹き込んでいるそうな。権利と義務のバランスが崩れることを分かっていてやっているなら恐ろしいことです。
【2007/09/09 07:50】 URL | 娑婆妥場 #3.a9MHK6[ 編集]
さくらこ様

あまりに苦しくなり書かずにおれなくなりました。少し気分は楽になりましたが、この国の状況はますます悪化の一途、もはやマスコミは第4ではなく第1の権力であることが明確になったように思います。

民主主義はルールの中でしか動けません。約束事の中で生きているのです。そのルールも他国に押し付けられた欠陥だらけのルール・・・。

対してアチラにルールなんぞありません。普通に考えて太刀打ちできません。国民が覚醒し一丸とならないかぎりは。
【2007/09/09 08:06】 URL | 娑婆妥場 #3.a9MHK6[ 編集]
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日本の近現代史の中から、主に感動エピソードを拾い集めてみたい。ゆっくりゆっくりですが。個人的には備忘録(メモ)のつもりです。

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この道を、どんな日本人が歩いていたんだろうと、ついつい想いを巡らせてしまう今日この頃です。
いろんな感動エピソードに出会ったけれど、記憶力が悪く片っ端から薄れてしまうので、思い切ってブログに挑戦することにしましたとさ。

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