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映画『ホテル・ルワンダ』を観て
映画『ホテル・ルワンダ』 
  先日、16日付けの産経ウェブで【ルワンダ大虐殺の手記 イマキュレー・イリバギザさん】という記事を見つけた。おりしもDVDではあるけれど、映画『ホテル・ルワンダ』を観たばかりだったので、またもやその時の興奮がよみがえってしまった。 

■【ルワンダ大虐殺の手記 イマキュレー・イリバギザさん】 http://www.sankei.co.jp/books/interview/070116/int070116000.htm
イマキュレー・イリバギザさん  

 イマキュレー・イリバギザさん(36)。1994年4月から7月にかけてアフリカのルワンダで起こった大虐殺の生存者である。米国でベストセラーになった手記が、『生かされて。』(PHP研究所)として翻訳出版されたのを機に来日した彼女に聞いた。(桑原聡)

■真実伝えるため生かされた
 ルワンダ大虐殺-。フツ族によって100日間に100万人のツチ族およびフツ族穏健派が殺されたという。傍観していた国連が介入するのは、大虐殺の開始から3カ月後のことであった。

 ルワンダの人口構成はフツ族が85%、ツチ族が14%。大虐殺の種がまかれたのはベルギーが植民地支配をしていた時代。ベルギーは少数派のツチ族の王族を支配階級としたうえで、両族の融合を妨げる目的で「種族認識カード」を導入したため、両族の間に憎悪が醸成されていった。62年にルワンダは独立を果たすが、73年にフツ族による一党独裁政治が始まり、ツチ族はルワンダ愛国戦線(RPF)を組織、ウガンダを拠点に反政府運動を継続していた。

 94年の大虐殺は、大統領(フツ族)の乗った飛行機が何者かに撃墜される事件をきっかけに始まった。ラジオは「ツチ族を抹殺せよ」とあおり、フツ族の人々は集団催眠にでもかかったように、民兵となって大鉈(なた)や槍(やり)を手にツチ族狩りに狂奔した。

                    ◇
 種族間の憎悪という下地はあったものの、大虐殺を扇動したのはラジオであった。

 「人はとても弱く、権威あるものの影響を受けやすい存在です。ラジオを通して伝えられると、それがあたかも真実であるかのように思う。ルワンダに限らずどんな国でも、メディアが扇動すれば、人々はそれが正しいと思いこんで誤ったことをする可能性はあると思います。メディアの責任は重大です」

 大虐殺の続いた3カ月間、イマキュレーさんは女性7人と牧師の家の狭いトイレにかくまわれた。もちろん牧師の家にもツチ族狩りはやってきた。薄い壁の向こうからは「彼女はここにいる。ここのどこかにいるのはわかってるんだ。探せ! イマキュレーを見つけ出せ!」という知人の聞き慣れた声が聞こえてきたという。

 カトリックの信仰を持つイマキュレーさんは、座ることもままならぬ狭い空間で、ひたすら神に祈ることで自分を保つことができた。

                    ◇
 ある日、不意に国連で働くことになる予感がしたという。彼女は牧師に英語で書かれた本と英仏辞典を差し入れてもらい独学を始める。

 「壁の向こうに私を殺そうとしている人間がいる状況の中で、神こそが私の力でした。そして神は私にさまざまなひらめきを与えてくれたのです。英語を学び国連で働くこともそう。いま思えば、ルワンダで起こった真実を人々に伝えるために、私は神に生かされたのです」

 イマキュレーさんは神によって生かされた。しかし世界では、神の名の下に各地で争いが起こっている。

 「それは人々が見せかけの信仰心しか持っていないからです。真の信仰心とは、愛そのものである神を受け入れ、だれに対しても寛容であることだと思います」

 現在、イマキュレーさんはニューヨークの国連本部で働き、イリバギザ基金を設置して大虐殺の後遺症に苦しむ人々に役立てている。




 映画『ホテル・ルワンダ』に、イマキュレーさんは登場しない。同じく生存者であり、1268人の難民の命を救ったホテルマンのポール・ルセサバギナ氏が主人公だ。そして、両者ともこの事件を世界に発信し「二度とルワンダの失敗を繰り返してはならない」と訴えている。

 恥ずかしいかな娑婆妥場はこの事実を知らなかった。政治にも世界情勢にもうとい自分を再認識、大反省!この映画でさえ公開から1年も遅れてしまって・・・日本での公開さえも危ぶまれ、ネットで奔走した有志の方々がおられたことも今回初めて知りました。遅ればせながら感謝いたします。

 大虐殺といえば、近々「いわゆる南京大虐殺事件」を題材にした“プロパガンダ映画”が公開されるという。用意周到な中国は7本も作ってるという!イマキュレーさんも、こう指摘している。


 「人はとても弱く、権威あるものの影響を受けやすい存在です。ラジオを通して伝えられると、それがあたかも真実であるかのように思う。ルワンダに限らずどんな国でも、メディアが扇動すれば、人々はそれが正しいと思いこんで誤ったことをする可能性はあると思います。メディアの責任は重大です」



 娑婆妥場はとても心配です。何故なら、よほど興味を持って調べ直さない限り、今も「いわゆる南京大虐殺事件」は事実であったかのように語り継がれているからです。・・・ああ話がそれた、映画に戻りましょう。

 今も脳裏をテーマソングが離れません、名曲だと思います。それで、DVDも買っちゃいました。DVDならではの特典映像も満載で、映画に至るまでのエピソードやメイキング、主人公のモデルとなったポール氏ご本人のインタヴューやその後の事件現場などが含まれています。

 ルワンダで起こったこの事件の背景には、植民地時代の爪あとがハッキリとうかがえます。ケーキをカットするように植民地を分けたあの時代が終わったのは、ほんの少し前のこと。その植民地時代のツケが、多かれ少なかれ今も悩みの種となって世界中を覆っている。

 起こしてしまったことを「起きてしまった」ことと切り捨てているうちは、いつまでたっても同じ過ちを繰り返してしまうように思います。歴史を学び、歴史に学び、少しでも進歩したい。



ポール・ルセサバギナさん




 「ルワンダの失敗を二度と繰り返してはならない」(ポール氏)


■映画『ホテル・ルワンダ』公式サイト
http://www.hotelrwanda.jp/

■『ホテル・ルワンダ』日本公開を応援する会
http://rwanda.hp.infoseek.co.jp/


            


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テーマ:心に残る映画 - ジャンル:映画

【2007/01/19 06:24】 | 【映画・記録映像・動画】 | トラックバック(0) | コメント(5)
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コメント
ネットをごらんになる娑婆妥場さんだからご存じだろうと思いますが、チャンネル桜の社長であり映画監督の水島聡さんが国民から寄付を集めて「南京の真実」という映画を作り今年12月13日に公開しようと奮闘なさっています。ぜひチャンネル桜のHPをごらんになりその他いろいろなブログで応援されている記事もご覧ください。メディアは全く取り上げません。海外メディアの方が大きく報じたぐらいです。私も応援しましたがもっとたくさんの方に知ってもらいたくコメントさせていただきました。映画はここにも書かれているように人を感動させます。嘘や捏造の映画が12本も作られようとしている中、日本人が南京大虐殺などなかったのだということを真実描いてみせることができると思っています。私たちは父祖を信じています。ぜひ名誉を回復したいものです。
【2007/06/03 15:06】 URL | さくらこ #-[ 編集]
さくらこ様

映画の件、水島氏のご決断に感服し陰ながら応援致しております。
12月13日(南京陥落)の公開実現を心より祈っております。
憲法で交戦権を奪われ、正常な外交ができない状況で、
また、国内においても公安上必要な法律も整備されないままで、
国家として対抗できる手段は限られており、
やむにやまれぬ民が立ち上がるほかないのかと理解しております。
また、昨今の中国に対する世界の評価は、
きっと日本を後押しするものと思います。
いつまでも共産党の謀略から学習できない時代ではないと。

日本という国はまだ病み上がりの状態です。
民が目覚めることで、その回復は時間の問題でしょう。
そのためには、歴史の検証と周知が最も有効であります。
信じられる父祖を持ち、
日本人として生まれたことを幸せに思います。
【2007/06/04 09:40】 URL | 娑婆妥場(管理人) #3.a9MHK6[ 編集]
さくらこ様

追記します。
現在スーダンへの中国の介入が国際問題となっております。
この「ホテル・ルワンダ」の中でも
中国からの武器援助を示唆するシーンが含まれています。
北京オリンピックはボイコットすべきだと思います。
そうしないと父祖も嘆くと思います。
【2007/06/04 09:53】 URL | 娑婆妥場(管理人) #3.a9MHK6[ 編集]
やはりご存じでしたね。僭越なコメントを書き申し訳ございませんでした。
やむにやまれぬ民が立ち上がっているのですがいかんせんあまりに少ない状況に暗澹たる思いです。民の目覚めが間に合うでしょうか。北京五輪、上海万博の前に何とかしないと取り返しのつかないことになってしまうのではないかと。
スーダンのこともだんだん知る人が多くなってきています。政治とスポーツは別などと言っていてはいけません。日本も中国に対して断固たる姿勢を貫かないとと思います。
【2007/06/06 11:14】 URL | さくらこ #-[ 編集]
さくらこ様

とんでもございません。
>私たちは父祖を信じています
というお言葉にじーんときました。
民の目覚めについては、これからますます加速していくものと信じます。
少なくとも後退することはあり得ないでしょう。
【2007/06/11 08:54】 URL | 娑婆妥場(管理人) #3.a9MHK6[ 編集]
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日本の近現代史の中から、主に感動エピソードを拾い集めてみたい。ゆっくりゆっくりですが。個人的には備忘録(メモ)のつもりです。

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この道を、どんな日本人が歩いていたんだろうと、ついつい想いを巡らせてしまう今日この頃です。
いろんな感動エピソードに出会ったけれど、記憶力が悪く片っ端から薄れてしまうので、思い切ってブログに挑戦することにしましたとさ。

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