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時代劇を衰退させてはなりませぬ
 ※ 「最近若い人たちの間で侍言葉が流行しているそうだよ」と、母が愉快そうに教えてくれました。まぁ、昔からちょっとふざけた言い回しの手法として侍言葉を使うのは定番だったように思いますが、あらためて「流行」というのだから、と若者の間で侍言葉が飛び交う場面を想像して楽しくなってしまった。

 しかしちょっと意外でした。というのも、信じがたいことなのですが、近々地上波(民放?)で流される時代劇が無くなってしまうことを聞いていたからです。ずばり視聴率が取れないからだそうですが、最近の時代劇には時代考証が雑であったりキャスティングや演出に首をかしげることがままありましたのでね。乱暴な言い方をすれば「やる気があるのか」と、筆者も敬遠しておりました。

 時代劇というのは「勧善懲悪」「義理人情」「所作の美しさ」が売り物です。それこそ「武士道」が息づいていた時代を描くのですからね。ところが最近の時代劇はというと、現代劇の焼き直しのようなものばかりで、生ぬるいというか、学芸会のようなというか、あ、言いすぎですね。(笑)

 とにかく、ドラマを作るうえでも時代劇というのは元来都合の良い手法だと思うのですが、不思議なことに衰退に向かっているようで甚だ遺憾に思います。この侍言葉の流行の勢いで、なんとか復活しないものか、と真剣に思います。

 ところで、ウチでは毎日時代劇ばかり観ていますよ。といっても地上波ではなく衛星放送で過去の作品ばかりですが。色々観ていますが、現在特にお気に入りなのが「翔ぶが如く」。薩摩藩を主軸に幕末明治維新を描いたNHK大河ドラマです。これ何度観ても惹きこまれますね。

 これはドラマというより幕末明治維新という時代の凄さに惹きこまれるのでしょうが、ご先祖様たちの矜持に圧倒され思わず背筋を伸ばし正座して見入ってしまいます。

 「死に様とは生き様」といいますが、武士たちは公のために生きることで本望の死を求めます。我も我もと命をかけて奔走する。この精神は特攻隊精神と同じです。そして三島由紀夫とも。

 いや、この武士道精神をとりわけ強調したいというわけではなく、日本の伝統的な道徳観念や質素で美しい生活様式など、失われがちな価値観を、時代劇を通して伝えられることがたくさんあると思うんですよね。

 おのおのがた、時代劇を衰退させてはなりませぬぞ!

  
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テーマ:雑記 - ジャンル:学問・文化・芸術

【2008/02/20 05:41】 | 【筆者雑記】 | トラックバック(0) | コメント(2)
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コメント
時代劇。わたしは「ぶらり信兵衛-道場破り-」みたいなほんわかとしたものが好きです。昔宝塚歌劇で見た「ちいさこべ」「さぶ」などの山本周五郎の世界も好きです。
でも庶民の生活だけでなく「樅の木は残った」のようなもの、「男は度胸」、「忠臣蔵」、「国盗り物語」などもいいです。
「翔ぶが如く」はそんなにいいですか。見てみたいですね。
ほんとに昔NHKで大河ドラマや時代劇がよかったですよね。いいのもあったのに今は地上波では見るべきものはありません。
やはり問題は脚本、時代考証、その話の中に流れる精神ですね。
歌舞伎 これはさすがに伝統芸能でよく練られた話ですし、衣装、舞台、音楽、何から何まですごいなあと思います。
時代劇 おっしゃるとおりすたれてほしくないですね。
【2008/02/25 21:13】 URL | さくらこ #-[ 編集]
さくらこ様

>「ぶらり信兵衛-道場破り-」
これ、私も大好きですよ!高橋英樹がいいですねー。私は時代劇の役者の中では彼が一番好きなんです。もうどこを切り取っても美しい、絵になる所作、特に着物の着こなしと殺陣は彼の右に出る者はいないんじゃないかと・・絶賛です。(笑)
ところで侍言葉はいつごろの言葉かというと、おそらく歌舞伎・狂言などの伝統演劇での継承を考えると江戸時代初期の頃まで遡れるように思えますね。あの時代へタイムスリップしても日本語が通じるかと思うとゾクゾクしてしまいます。
しかし最近の時代劇では、その侍言葉も現代語に近づいてしまっていて、それも不満の一つになります。ほんとにしっかりしてほしいなぁー。
【2008/03/01 03:39】 URL | 娑婆妥場(管理人) #3.a9MHK6[ 編集]
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日本の近現代史の中から、主に感動エピソードを拾い集めてみたい。ゆっくりゆっくりですが。個人的には備忘録(メモ)のつもりです。

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この道を、どんな日本人が歩いていたんだろうと、ついつい想いを巡らせてしまう今日この頃です。
いろんな感動エピソードに出会ったけれど、記憶力が悪く片っ端から薄れてしまうので、思い切ってブログに挑戦することにしましたとさ。

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